別解釈

#382
この物語の主人公・花咲桃真は、今まさに人生の大きな分岐点を目の前にしていた。 街一番の富豪の娘・広原セリカ の命を偶然救ってしまったことにより、彼女の父親から娘と結婚をしてほしいと願われたのだ。 それを聞いた、幼い頃からの付き合いで大の親友でもある同級生・星ヶ丘まどか と、 最近は妙に距離を置かれてしまう実の妹・花咲さくら も、“花嫁候補” として立候補。 3人とも、桃真にとっては大事な女性。 しかし、花嫁は 1人だけしか選ぶことはできない。 彼女たちはそれぞれ桃真には言えない本心を隠し持っており、 それゆえに桃真は悩み、苦しみ、選択を迫られるのであった……。

#383
広原セリカは主人公・花咲桃真にとって、幼い頃からのあこがれの存在だった。 高い塔の上から、さびしそうに遠くを見つめる彼女を、 桃真は童話のお姫様であるラプンツェルという勝手なあだ名で呼んで、いつも会いに行っていた。 幼い頃から、今に至るまで、ずっと。 言葉も交わせず、ただお互いの存在を確かめるだけの日々に大きな変化が起きた。 父ルドマンにより生まれて初めて外の世界に触れることを許されたセリカ。 何もかもを新鮮に感じながら歩いているところに、猛スピードで走ってくるトラックがセリカに迫る。 すんでの所を、桃真に助けられ九死に一生をえたセリカ。 それは、 父ルドマンの仕組んだ無茶な試練であり、 それに合格した桃真とセリカを結婚させるという強引な流れになってしまった。 しかしながら、昔からお互い惹かれていた同士の劇的な再会を経た2人は、ついぞ結婚をし、永遠の愛を誓い結ばれた。 世間知らずなセリカとのめくるめく純で甘い新婚生活……が始まるかと思いきや、 新妻のセリカには、とんでもない秘密があった……! それは……清楚可憐で純情なセリカには、サキュバスの血が流れていたのだった!

#384
桃真の妹・さくらは、数年前から兄に対して極端なレベルで冷たく他人行儀に接するようになっていた。 そんなさくらの本心は桃真が、まどかとセリカのどちらを結婚相手に選ぶか迫られることで、ようやく明らかになる。 自分の気持ちを自覚した桃真はさくらを選び、さくらも兄に選ばれたことで大感激。 ルドマンの厚意と助力で、二人は晴れて実の兄妹にして学生でありながら夫婦として結ばれる。 無理して素っ気なくしていた反動でイチャイチャしたがったり、照れ隠しにツンツンしたり、さくらのお兄ちゃんラブが大暴走の新婚生活が始まった。 そんなある日、さくらは突然、将来じゃなくて今すぐ赤ちゃんが欲しい、と言い出すのだった。 果たして、その真意は?
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