续集
#2503
小田桐統果(おだぎり とうか) はごく普通の学生ではない。 紫色の光が満ちる、“真夜(しんや)” と呼ばれる特殊な空間を感じ取り、干渉できる能力を持っていた。 ある日 “真夜” の中で、統果は不思議な女性と出会う。 彼女の名は天津刻乃(あまつ ときの)。 統果と同じように、彼女もまた “真夜” に干渉する能力を持っていた。 そしてまたある日、統果の前に空から女性が降り立った。 彼女の名前はミュリアル。 つかみ所のない不思議な性格をした彼女は、統果と刻乃に一人の少女を託す。 その少女の名前はコロナ。 成長すれば世界すら滅ぼす力を持つ龍人の一人。 ただ、今はまだ無邪気に笑う無垢な少女でしかない。 「この世界に様々な滅びが迫っています。コロナを正しく育てることが出来れば、滅びは回避できるかもしれません」 ミュリアルの言葉と、自分を慕うコロナの視線に、統果は避けられぬさだめを知る。 世界の滅びを止める。 その想いを胸に今、小田桐統果とコロナの “刻 とき ”が回り始めた。
外传
#2146
那 由 他 と 僕 達 の 物 語 自由な学風の中、多くの学生たちが日々を暮らす神撫学園。 だが今そこで、次期会長の座を賭けた熾烈な争いが繰り広げられていた。 激戦となったトーナメントを勝ち抜き、決勝の舞台に立ったのは、2人の少女。 留年を回避するために参戦し、論説部の仲間と共に勝ち上がってきた翠下弓那。 今の支配体制を完全なものにしようとする前会長・神楽那由他。 そして朱島歩武は弓那の親友として、彼女を支え共に戦っていた。 しかし弓那と那由他の決勝戦は、前代未聞の引き分けという結果に終わる。 那由他は前会長の権限で優位に立ちつつも、勝利を放棄し、後日の再試合を弓那に持ちかけた。 その条件として那由他が突きつけたのは、歩武を会長秘書として、那由他の下に移籍させることだった。 本人の意思など関係なく、あっさりと論説部から引き渡されてしまう歩武。 当初は消沈していた歩武だが、しかし那由他と共に新しい日々を過ごす中で、彼女の抱える想いや悩みを少しずつ理解していく。 会長秘書として働き、那由他と共に過ごす日々。 歩武の、那由他の、そして神撫学園の未来は、どんな方向へ向かっていくのだろうか――
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