相同世界观

#4703
会社員・男鹿樹 (おが いつき)は、普通の大人のサラリーマン。 朝起きて出社して働いて、たまに残業して、家に帰ったらメシ食って風呂入って寝て、また仕事に行って…… 仕事ばかりな毎日だけど、たいして結果は出ていない。 きっと大多数の社会人が送っているはずの、普通の毎日のくり返し。 そんな彼に、上司がのんびりと言う。 「変わればいい。 今のおまえから、少しでも」 そうすれば、今までとは違った日々が見えるかもしれない。 知らなかったことを知って、知らなかった人と出会えて―― 今の毎日を変えたい、と思った樹は、そのための行動を始める……が、 早速その夜、初めて会った ひとりの女性と身体の関係を持つことになる。 今までには、絶対に無かったはずの展開だった。 働くオトナの毎日は、たくさんの出会いと共に、少しずつ変化していく――

#5337
タクシードライバーの 山口徹也 は、どこにでもいる社会人。 そして彼は、アニメや漫画やゲームが大好きな―― いわゆる “オタク”。 仕事ではまじめに働いて、プライベートは好きなアニメを楽しんで…… それなりに充実しているが、周りに趣味を共有できる人がいないことが、少し寂しい。 そんなある日、彼は ひとりの女性客 を乗せる。 彼女の持ち物をきっかけに、懐かしいアニメの話で盛り上がる ふたり。 「わたし、こういうところで働いているんです。 よかったら、今度遊びに来てください。」 車を降りる時、彼女はそう言って名刺を差し出した。 “アニソンバー”と書かれたそこは、オタクな人たちが集まる場所であるらしい。 自分と同じような人たちがいる場所。 ほんの少し興味が湧いて、訪れてみることに。 そこは、自分と同じ趣味を持ち、同じように熱中する人たちがいて、 アニメやゲームが好きな女の子がいて…… 気取ることも、よそ行き顔をする必要もない空間だった。 アニソンバーでの、共通の趣味を持つ人たちとの出会い。 それが、徹也の日常を、少しずつ変化させていく――








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