前传
#839
204X年の日本。近未来スポーツである刃道は国民的なスポーツとして栄華を誇っていた。 中でも最も有名な刃道興行——それが『大奉演』。 《朱雀院撫子》はこの大奉演で、現役の学園生でありながらプロ剣士として華々しい成果を上げていた。 一方、主人公の《滝川一馬》は地下競技場で刃道の試合をして日銭を稼ぐ、うらぶれたプロ剣士。 剣の才はありながら武家の社会でつまはじきにされ、これまで日陰を歩き続けてきた。 そんな生まれも境遇も全く違う二人が、ある日、運命の出会いを果たすことになる。 一馬さん、あなたの剣は本物です。 私たちと一緒に大奉演でトップを目指しましょう! …ああ、そうだな。それができたら最高だ 刃道に魅せられた二人は互いの剣に惹かれ、求め合う。 《滝川小鞠》 《英パルヴイ》も《チーム白狼》に加わり、 やがて大奉演の舞台を大きく動かしていく。 勝ては栄光、負ければ転落。厳しいプロの世界で己が信念を胸に、 剣士たちは譲れぬ戦いに足を踏み出す。 剣士は刹那を生きるもの。逃した《刻》は戻らない。 さらば魂を燃やせ。 ——この刹那には、命を捧ぐ価値がある——
相同世界观
#57
三城刀輝は刀鍛冶師としての道を進んでいる、叢雲学園の技巧科 2年生。 有名な鍛冶師を先祖にもち、自身も注目を浴びていたが、 とある理由から刀鍛冶を離れ機械いじりに明け暮れる学生生活を送っていた。 そんなある日、刀輝は三城家の守り神を自称する “かみさま” を発現させてしまい、 それを切っ掛けに、運命的な出会いに導かれていく。 月夜に出会った黒髪の転校生剣士・ 上和泉桜夜(かみいずみ さや)。 学園最強な年上の幼なじみ・ 朱雀院椿(すざくいん つばき)。 刀鍛冶泣かせな優しい後輩・ 藍原しおん(あいはら しおん)。 好奇心旺盛な鍛冶師志望の後輩お嬢様・ フリージア・ゴッドスピード。 彼女たちとの出会いが、刀輝の中で燻っていた刀鍛冶としての魂の炉に火を入れることになる。 「私のための刀を、君に打って欲しい」 刀を通して結ぶ、彼女たちとの絆。 刀鍛冶と剣士として、男と女として、特別な絆で結ばれた物語が幕を開ける。 これは、刀輝とヒロイン達が織り成す青春と恋の物語。
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