

相同世界观

#408
“人の夢をノゾく力” 主人公・永瀬キミトには、そんな不思議な力があった。 それは幼い頃に、事故から一命を取り留めたキミトの不思議な後遺症。 夢は、人の本性を映し出す鏡……。 そんなものを覗く力を得たキミトは、人の悪夢に巻き込まれることもしばしばで、 いつしか人と深く関わることを無意識に避けるようになっていた。 そしてキミトはその力で、人助けをするでもなく、 女の子のあられもない夢を覗いては慰みモノにするという、童貞度100%な青春時代を送っていた。 そんな彼が目を付けた 柊英学園付属。 そこは市の大きな病院と大学が併設された総合学園。 ここなら、同級生だけでなく欲求不満な看護師さんや、大学デビュー間もない女子の夢も覗けてしまうのでは! だが、そこでキミトが出会った 4人の少女は、人には言えない秘めた願望を持っていた。 それぞれの事情を抱え、素直になれない少女たち。 心の願望は、“様々な形”で彼女たちの夢に表れていた。 ヨコシマ度MAXな動機で入学したキミトだが、4人と関わり本心を理解するうちに、いつしか彼女たちに恋をしていた。 「この子の、力になりたい」 キミトは初めて、他人との関わりを強く望む。 殻に籠っていた少女たちと、人との関わりから逃げてきたキミト。 これは彼らの、夢から始まる初恋の物語――

#410
2061年7月10日、日曜日。千葉県鳴山市。 主人公・月見里ソラは、ありもののパーツを繋ぎあわせてラジオを再開発した。 「......間に合った」 人工鳩が電波を喰うようになってちょうど15年目のその日。 父親が遺した固定型無線機で、ソラはラジオ放送を始めた。 慣れない放送が始まった翌日、ラジオが不思議な放送を受信する。 「——8月1日のオオゾラ落下事故の続報です。 第1ターミナル跡地で死亡したのは、月見里ソラさん。 その他、鳴山公空学園でも怪我人が出ています」 それは、未来からのラジオ放送だった。 「3週間後に......おれが、死ぬ......?」 放送を聞いたソラは15年振りに、鳴山空港第1ターミナル跡地に足を踏み入れる。 かつては日本の玄関口だった場所。そして、ソラが両親を失った場所。 その建物は朽ち果て、かつての威厳を失い、無数の人工鳩の巣になっていた。 そこでソラは、銀髪の少女に出会う。 指にとまった人工鳩の頭を撫でながら、少女はまっすぐにソラを見据える。 「......キミは、死なないよ」 呆然とするソラに、少女は静かに伝えた。 「わたしが、そう決めたから」 「ソラに……。あなたに、笑って空を見上げてほしいから」 こうして、月見里ソラと葉月かぐやは出会った。

#409
ニュートンは、天才少女のペンネームだった!? 主人公・朝永修二 と幼なじみの 一二三四五(うたかね よつこ)は、 行方不明になった修二の祖父を追ううち、ひょんなことから タイムスリップしてしまう。 その先にいた一人の少女。 彼女こそが、後の世に語り継がれる近代科学の父 アイザック・ニュートン その人だった! ニュートンは、 ちっぱい美少女だったのだ! そうとは知らず、彼女の目の前で 林檎の木 を派手になぎ倒してしまう修二。 「今…… 何か、とてつもなく重要なことを思いつきそうだったんだぞ!!」 なんとふたりがタイムスリップした瞬間は、ニュートンが 万有引力を思いつくその瞬間 だったのだ! こうして、修二の浅はかな行動から 世紀の大発見は消失した。 そのうえ、まるでドミノ倒しのようにどんどん変わっていってしまう重要な歴史。 時は 17世紀! 舞台はイギリスの名門、10の橋が架かった テンブリッジ大学! 修二は果たして歴史を修正し、現代に帰ることができるのか!






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