

主线故事

#1217
物語の始まりは主人公リトナとセルフィーネ姫の暮らすルゼンハイド国。 60年以上もの長い間平和が続いていたが、ある夜、正体不明の敵襲によってその平和は突然終幕を迎える。 セルフィーネ姫を守るため、護衛のリトナは瞬間移動のクラフトで危機を脱する。 ……しかし、到着した場所は予定していたシェルターではなく、訪れたことすらない森の中だった。 森を抜けた先にあったのは、ルゼンハイドとは惑星の裏側に位置する、 アウターポール、サードセクター首都――カディア市。 大地のマナが行き届かない、アウターポールと呼ばれるその地域では、 マナクラフトではなく、科学と呼ばれる未知なる技術が著しい発達を遂げていた。 右も左も分からないセルフィーネとリトナは、ルーンと名乗る一人の少女と出会う。 天真爛漫で愛想の良いルーンと、たちまち仲良くなる二人。 町を出る前に渡したい物があると言われ、正午まで出発を伸ばすのだが…… 果たして、セルフィーネとリトナは、無事ルゼンハイドに帰ることが出来るのだろうか?

#1218
新たな仲間ルーンも加わり、故郷ルゼンハイドへの旅路を新たにしたセルフィーネ一行だが 突如ルゼンハイド城を襲撃した謎の集団のリーダーであるメラノに遭遇する。 メラノの目的は何なのか――彼女の思惑に翻弄されるまま その圧倒的な力の差を見せつけられるのだった。 メラノから逃れた一行はマナの恵みが乏しいアウターポールを脱し アクアマナが豊かな”ビスカンタ国ポート・サセアリー”を 訪れることになった 活気のある港町 淡く光る砂浜 海中には、“ヴィタ・ストリーム”の治癒の力をまとった小都市 「ネオ・サセアリー」が広がっていた これからの旅支度と情報収集をするため ポート・サセアリーで案内をしている少年――ソルと行動を共にすることになるが…

#5647
――――ルゼンハイドの意志を護る、盾と剣となれ。 ふと、祖父がよく口にしていた言葉が脳裏を横切り、白昼夢から目を覚ます。 国は謝罪をした。 しかし、祖父が駆り出された任務の内容や、死亡の原因に関する情報は一切提供してくれなかった。 私、リトナ・ラインヴァスタは状況をよく把握できないまま、14にして天涯孤独になった。 崩れていった。 愛国心や伝統や仕来り――教わってきた価値観が、全て薄っぺらく感じるようになった。 ラインヴァスタ家は、代々ルゼンハイド王家のガーディアンとして仕えてきた。 遠い昔、隣国のヴァストアルカとルゼンハイドがアライアンス協定を結んだときの話だ。 友好の証として、ヴァストアルカの名家であるラインヴァスタ家がルゼンハイドの王族付きガーディアンとして任命された。 王とガーディアンの絆は、ルゼンハイドとヴァストアルカの絆。 そう教わった。 その絆はいまのいままで続いてきた。 時間だけが過ぎていった。 二人でも十分広かった家がさらに広く感じるようになった。 最初あった胸を抉られたような痛みも、いまはもうなくなり、気怠さだけが残った。 友人のフローラが頻繁に訪れるようになった。 腫れ物を見るような目で身の回りの世話をしてくれるようになった。 ルゼンハイド城で暮らさないか、と国王から誘いがあった。 断った。 一人でいたくないのに、一人でいたい。 もうすぐセルフィーネ姫が10歳の誕生日を迎える。 誕生を祝う式では、次期王となる意志をアライアンスに示す継承披露宴が行われる。 その式は次期ガーディアンの任命式でもあり、元の予定では私が彼女のガーディアンとなるはずだ。 元の予定では、私が継ぐはずだ。 それが伝統。 それが仕来り。 全てが焼ける夢を見た。 ルゼンハイドも。 アライアンスも。 全て。 全て、焼け崩れて、 残った灰に唾を吐きつけ、 踏み躙って、 跡形もなく蹴散らしてやったら、 ――少しは気が晴れるのだろうか? なんて、 下らないことをよく思うようになった。










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