外传

#1014
「――王子様がいなくなった!?」 グリム童話集の管理者からそんな相談を受けた館長は、 事態の対処にあたるため、主人公・詠斗とテイルを物語世界へと向かわせる。 詠斗達は度々人格が入れ替わる風変わりな管理者『グリム』や、 能天気で乗せられやすい登場人物『白雪』と共に王子様を捜索するが、 一向に見つからない。 そこでグリムの提案を受け、 詠斗が王子様代行として物語を駆け回ることになり――。

#1015
「新婚生活がしたい!」 王子様代行を続ける詠斗は、 ”王子様”の呼びかけでしか起きることがないといわれる登場人物『いばら』の元を尋ねる。 当然本物の王子様ではない詠斗に起こすことはできなかったが、 その翌日、なぜか街中でうたた寝しているいばらの姿を発見する。 不思議に思いつつも目を覚ましたいばらに王子様代行として何をすればいいか尋ねると、 彼女は「新婚生活がしたい!」と言いはじめ――。

#1016
「ダンスはひとりでするものではありません」 大図書館の司書・詠斗は“王子様”不在のグリム童話の世界で、灰かぶりのエリアへと赴く。 早速お屋敷の中に入ると、そこでは登場人物『シンデレラ』がお掃除に励んでいた。 一見すると何も問題ないように見えたが、お城の掃除や家事、 ダンスの練習にと忙しすぎる生活を送るシンデレラにどことなく危うさを感じてしまう。 そんなシンデレラを“王子代理”として詠斗はサポートすることにした。 シンデレラも徐々に打ち解けていく中、 数日後に控える舞踏会では“王子様”も踊らなければならないと知り――






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