相同世界观

#133
主人公、野々宮 彼方は苦学生。 一年前失踪した両親の代わりに妹と自身の生活費を捻出するため、バイトに明け暮れる毎日を送っていた。 せっかく特待生として入った音楽学園でもロクに授業も受けず、部活にもまるで顔を出さない。 「音楽でメシは食えない。そんなヒマがあったらバイトしていた方がずっと有意義だ」 そうのたまうかっての天才少年を、周囲の人々は呆れつつも温かい目で見守っていた。 ――しかし、平穏な日々は長くは続かない。 彼方は学園から特待生資格を剥奪すると言い渡される。 免除されていた授業料の全額返還を迫られ、窮地に立たされる彼方。 そんな中、学園理事の孫娘である先輩の多々良 真奈(たたら・まな)の取り計らいで卒業式で音楽活動を再開させれば再び特待生に戻るチャンスが与えられることになる。 「彼方くん、伝説の学生カルテットを復活させるんや!」 まるで運命の女神が音楽をやめることを許さないかのような状況。 彼方は嘆息しつつも一年ぶりにチェロを手にする。 かってのカルテットの仲間、マイペースな唯我独尊美少女、一 桜。 カルテットが解散した後も一人黙々と音楽を続けてきたブラコン妹、野々宮 藍。 彼方を敵視する絶対零度、スーパークールビューティー悠木 夏海。 そして、才能はあるがやる気はまるでない主人公、野々宮 彼方。 ギクシャクを通り越してガタガタな人間関係の中、 はたして彼方は音楽への情熱と失った友情(あと特待生の資格とか色々)を取り戻すことができるのだろうか?!

#141
芸能人を両親に持つ少年・仁科優希。 彼はその生まれと優れた容姿のため、常に周囲から注目される存在である。 だが、元来おとなしい性格の彼はそんな日々を良しとせず、平凡で穏やかな生活を求めていた。 世の中はままならないものである。 そんな優希は、偶然深夜に一人の天使と出会う。 彼女は言う。 「――お前、神様にならないか?」 「――はい?」 驚く優希をよそに、その天使は優希を “天使候補生” にしてしまう。 優希の生活は一変する。 まず、優希に助けられた少女・十花 は、その日のうちに優希の妹になった。 さらには、教育係として二人の少女が優希のもとに派遣される。 現役アイドルで学園一の美少女・高橋未亜 は、実は天使だった。 孤高のクールビューティー、10年に一度の天才と呼ばれている少女・相羽一海 は実は死神だった。 3人の少女たちから優希は、神様となるべく教育(という名のシゴキ)を日々受けるハメになる。 だが、何故か優希は神様どころか、天使にすらなれない。 しかも唯一の癒やし的存在であった幼なじみの 源恵理那 は 「あんた、最近女の子と仲良くしすぎじゃない?」 と、最近ヤケに不機嫌だ。 世の中はホントにままならないものである。 それから、優希が “天使候補生” のまま1年の月日が流れた。 「……まるで成長していない。 兄者は堕天使ならぬ駄天使だ……」 神の奇跡で優希の妹になった天使長・仁科十花 はそう嘆く。 羽のない天使に、いつか神様になれる日は訪れるのだろうか。 そして、その先にはどんな未来が待ち受けているのだろうか――








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