续集
#507
――人は誰もが嘘をつく。 自分を守るための嘘。 自分を否定するための嘘。 自分を誤魔化すための嘘。 自分であり続けるための嘘。 嘘にも種類があって、誰もが嘘をつく理由を持っている。 春には、新たな出会いと共に新入部員を迎え―― 夏には、生徒会と共に麻保志祭の準備に追われ―― 秋には、長年の相棒の出自に纏わる騒動に巻き込まれて―― ――そして、初雪が観測された今日。 理由は分からない。 けど、嘘をついているのは分かる。 そんな中途半端な能力を持つ少年・櫻井宗一郎は、一人の少女を呼び出した。
前传
#505
――人は誰もがウソをつく。 自分を守るための嘘。 自分を否定するための嘘。 自分を誤魔化すための嘘。 自分であり続けるための嘘。 嘘にも種類があって、誰もが嘘をつく理由を持っている。 理由は分からない。けど、嘘をついているのは分かる。 そんな中途半端な能力を持つ少年・櫻井宗一郎。 しかし、その能力を得た代償は必要なわけで。 彼は能力を得た代償を支払うため、数々の依頼をこなし続けていく。 その結果、今では “学園一の問題児” と囁かれるまでになっていた。 「後期課程一年の櫻井宗一郎先輩ですよね」 入道雲を見上げていた宗一郎の瞳に映ったのは―― 敵意の籠った視線を向けてくる一人の少女。 「生徒会所属の 和泉葵 です。 猫の手部の監査をするために派遣されてきました」 それは、一年前の初夏の日。 ふたりは出会い、近付いて、そして……離れてしまった。 ――それから、一年後。 紆余曲折を経て、猫の手部にも新入部員が加入。 順風満帆とはいかずとも、それなりに騒がしい日々は過ぎていく。 ――そのはず、だった。 「……これは、いったいどういうことなんだ」 一年前に、一度だけ訪れた部屋。 昨晩の記憶を思い出そうにも、激しい頭痛が襲い掛かってくる。 そして隣りには―― いつも、口では自分への憎まれ口を叩く少女が………… 抱きつきながら眠っていた。 それも、なぜか裸で。 追憶の先へ―― 波乱の夏が幕を開ける。
外传
#6518
■ハルウソアフターアフターストーリー 宗一郎と桜月が恋人同士になってから、4か月。 ミスコン5連覇を果たした、学園の美の頂点とも言える桜月が恋人を作ったことは学園中の話題を独占したものの、今ではそれも落ち着いた様子。 宗一郎の恋人として、自信が無かった桜月も、今ではすっかり自他共に認める立派な彼女として隣を歩いている。 ……その結果、自信を持ちすぎて最近はちょっと調子に乗りすぎているのではというのはもっぱら周囲の談。 そんな自信も、宗一郎の周りの女の子たちはどこか未練があったり、裏の思惑があったりと未だに油断ならない現実を知り、危機感を覚えた桜月はある決意を固める。 「こうなったら、女磨きをして宗くんをわたし以外見えないようにするんだから」 果たして、桜月の女磨きは成功するのか!? ■ナツウソアフターアフターストーリー 季節は巡って、新学期を迎えた麻保志学園。 新生徒会長となった葵は雪華や姉の双葉に追いつくために、決意を新たに自分なりに生徒の長として奮闘していく。 しかし、圧倒的支持率を誇った前生徒会長の雪華と比較されてしまうこともしばしば。 さらに生徒数5千人を超える麻保志学園の生徒会長となれば多忙を極め、恋人と二人きりの時間はほんの少しだけとなってしまう。 「それでも、わたしは今が幸せなんですよ、先輩」 そんな大切な時間だからこそ、二人きりの時は一人の女の子として甘えてくる葵を恋人として支える宗一郎。 麻保志学園生徒会長という肩書は予想以上に重いものの、それでも歯を食いしばって葵は生徒会長を務めていく。 公私共にパートナーである宗一郎の支えの元、葵は立派に生徒会長を務めあげることは出来るのか!? ■アキウソアフターアフターストーリー 遠く異国の地へと赴き、いくつものトラブルに巻き込まれながらもエリスの生家であるカートレット家の問題を解決した宗一郎とエリス。 季節は秋から冬へと変わり、時折ちょっかいを出してくるピンク髪の悪魔と、愛人に立候補してくるあざとい従者はいるものの、いつも通りの日常へと戻った二人。 エリスは宗一郎と一緒の大学へと進学したいからと、苦手としていた勉強を教えもらいながら、必死に真っ白なノートを黒く染めていく。 もちろん恋人同士の仲も本人達だけが気づいていないだけで、バカップル化も順調に進んでいる様子。 そんな幸せの絶頂のさなか、エリスの身体に異変が起きて――!? 「またあたしの身体が小さくなってるんだけどー!?」 ■フユウソアフターアフターストーリー 嘘(セカイ)を終わらせることを諦め、この世界を信じることにした雪華。 生徒会を引退した後は猫の手部の一員として、部員達と楽しい時間を過ごし、惜しまれながら卒業していった。 ――そして、半年後。 「この学園を訪れるのも久しぶりね。ふふふ」 麻保志学園を卒業してから、初めての夏休み。 愛しい恋人との時間に期待に胸を膨らませ、一人の少女の夏が本格的に始まろうとしていた――
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