外传
主线故事

#504
――人は誰もがウソをつく。 自分を守るための嘘。 自分を否定するための嘘。 自分を誤魔化すための嘘。 自分であり続けるための嘘。 嘘にも種類があって、誰もが嘘をつく理由を持っている。 理由は分からない。けど、嘘をついているのは分かる。 そんな中途半端な能力を持つ少年・櫻井宗一郎。 しかし、その能力を得た代償は必要なわけで。 彼は能力を得た代償を支払うため、数々の依頼をこなし続けていく。 その結果、今では “学園一の問題児” と囁かれるまでになっていた。 そして月日は流れ――春。 出会いと別れが共存する、巡り合いの季節。 宗一郎は、“学園一の美少女” ともてはやされる少女・姫野桜月に呼び出される。 美女と野獣、そう評されてもおかしくない二人の立ち位置。 自分とは住む世界が違う―― そんな風に宗一郎は思っていた。 ――だけど。 緊張した面持ちのまま、桜月は自らの想いを告げる。 「好きです。 あなたのことが……好きです」 学園一の問題児 と 学園一の美少女 が織り成す、すれ違った恋模様 ――開幕。

#505
――人は誰もがウソをつく。 自分を守るための嘘。 自分を否定するための嘘。 自分を誤魔化すための嘘。 自分であり続けるための嘘。 嘘にも種類があって、誰もが嘘をつく理由を持っている。 理由は分からない。けど、嘘をついているのは分かる。 そんな中途半端な能力を持つ少年・櫻井宗一郎。 しかし、その能力を得た代償は必要なわけで。 彼は能力を得た代償を支払うため、数々の依頼をこなし続けていく。 その結果、今では “学園一の問題児” と囁かれるまでになっていた。 「後期課程一年の櫻井宗一郎先輩ですよね」 入道雲を見上げていた宗一郎の瞳に映ったのは―― 敵意の籠った視線を向けてくる一人の少女。 「生徒会所属の 和泉葵 です。 猫の手部の監査をするために派遣されてきました」 それは、一年前の初夏の日。 ふたりは出会い、近付いて、そして……離れてしまった。 ――それから、一年後。 紆余曲折を経て、猫の手部にも新入部員が加入。 順風満帆とはいかずとも、それなりに騒がしい日々は過ぎていく。 ――そのはず、だった。 「……これは、いったいどういうことなんだ」 一年前に、一度だけ訪れた部屋。 昨晩の記憶を思い出そうにも、激しい頭痛が襲い掛かってくる。 そして隣りには―― いつも、口では自分への憎まれ口を叩く少女が………… 抱きつきながら眠っていた。 それも、なぜか裸で。 追憶の先へ―― 波乱の夏が幕を開ける。

#506
――人は誰もがウソをつく。 自分を守るための嘘。 自分を否定するための嘘。 自分を誤魔化すための嘘。 自分であり続けるための嘘。 嘘にも種類があって、誰もが嘘をつく理由を持っている。 理由は分からない。けど、嘘をついているのは分かる。 そんな中途半端な能力を持つ少年・櫻井宗一郎。 しかし、その能力を得た代償は必要なわけで。 彼は能力を得た代償を支払うため、数々の依頼をこなし続けていく。 麻保志学園に入学して、初めての秋。 宗一郎は紅葉並木で一人の少女と出会う。 自身よりも二回りほど大きい男子学生を地に伏せ―― 血のような赤い瞳と、輝く黄金の髪を靡かせながら―― どこか寂しげな表情を浮かべていた―― エリス・F・カートレットと。 ――その出会いから、4年後。 紆余曲折を経てふたりは関係を深め、今では互いを“相棒”と認めるほどの仲となっていた。 そんな折、急に体調を崩したエリスは寝込んでいた。 同居人である宗一郎は、彼女の看病をすることに。 そんな彼に、ベッドから体を引きずるようにして起き上がったエリスは 頬を赤く染めながら、真剣な表情で自身の願いを打ち明けた。 「あたしと…… その、エッチして欲しいんだけど……」 「…………」 「…………」 「……まぁ、とりあえず今は寝てろ。 明日目が覚めたら、今日のことは黒歴史認定してると思うけどな」 「冗談じゃなくて本気なんだけど !?」 果たしてエリスの言葉の真意は? そして、宗一郎の選択は !? 紅葉が舞う秋空の下、“たったひとつの冴えたやりかた”を巡る物語が始まる!

#507
――人は誰もが嘘をつく。 自分を守るための嘘。 自分を否定するための嘘。 自分を誤魔化すための嘘。 自分であり続けるための嘘。 嘘にも種類があって、誰もが嘘をつく理由を持っている。 春には、新たな出会いと共に新入部員を迎え―― 夏には、生徒会と共に麻保志祭の準備に追われ―― 秋には、長年の相棒の出自に纏わる騒動に巻き込まれて―― ――そして、初雪が観測された今日。 理由は分からない。 けど、嘘をついているのは分かる。 そんな中途半端な能力を持つ少年・櫻井宗一郎は、一人の少女を呼び出した。
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