相同世界观

#727
学園最後の冬。 受験と卒業を間近に控えた 春原望 は、途方に暮れていた。 自立をしろと言われて一人暮らしの部屋を探していたが、なかなか条件に合った物件が見つからない。 そんな望を見かねたのか、幼なじみの 小鳥遊汐栞 から一つの提案 「そのっ……! わ、私の……、私の家で一緒に暮らしてみない!?」 自立をしろと言われたのに、それじゃあ二人暮らしになるんじゃ……? と疑問に思う望だが、 両親の快諾から流れるようにことが進み、気づけば幼なじみと 2人で暮らすことに。 1ヵ月間だけの期間限定の同棲生活。 短い期間だし、幼なじみなのだから間違いなんて起こるはずがない。 そんなことを思っていたが、一緒に生活することで初めて知る汐栞の一面、ふとした瞬間の女性らしい仕草。 彼女を意識する度にドキドキと高鳴る鼓動。 「俺たち、どうなるんだろ……」 幼なじみの女の子と二人きりの生活が、始まる――

#728
春。 学期が始まり、新しいクラスで華々しいスタートをきった主人公 ―― だったのだが、放課後いきなり担任の先生から呼び出しをされる。 何かしたか? と不安になるが、 どうやらこの春から一人暮らしを始めた幼馴染である 皇 綾乃(すめらぎ あやの)が、 まだ一度も学園に来ていないらしい。 担任に頼まれ仕方なく綾乃の家を訪れた主人公だが、 そこで目にしたものはあまりに自堕落な生活をしている幼馴染の姿だった。 学園が始まっている事にも気づかずゲームに熱中していた綾乃。 当然母親から叱られ、このまま一人暮らしを続けるために条件を出されてしまう。 その条件は2つ。 ・次のテストで全科目90点以上を取る事。 ・そして一度も遅刻をしない事。 絶望的だと打ちひしがれる綾乃。 自業自得だと思いつつも、ちょっと可哀想に感じて協力を申し出ると、 一緒に生活して勉強を教えながら、毎朝起こしてほしいと言われる。 「お願い! こんな事頼めるのあなたしか居ないの!」 こうして、自堕落オタクな幼馴染との同棲生活がスタートしたのだった。



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