续集
#68
「図書部は永久に不滅ですっ!!」 高らかに謳い上げる佳奈すけはスルーして、今日も図書部は平常運転。 他愛もない冗談を飛ばしつつ、無茶な依頼に立ち向かう。 春から代わり映えしない俺たちだが、一つだけ明らかに変わったことがあった。 それは── 俺の隣に、いつも『彼女』がいるってことだ。 周囲は、『バカップル』だの『消え去れ』だの 『野生の王国』だの言うが、まったく意味がわからない。 俺は、どっちかと言えばドライな方だし、そこらの奴らみたいに 人前でイチャついたりしない。 模範的カップルとして表彰されてもいいくらいだ。 「俺たち、清く正しく付き合ってるだけだよな?」 隣の彼女に問いかける。 「ぼふぉふぉふぉふぉ」 「……」 いつの間にか隣に座っていたデブ猫を、速やかに黙らせた。 今日も図書部は平常運転。 春から代わり映えしない俺たちだが、もう一つ変わったことがあった。 それは── あの頃より、今の方が何倍も楽しいってことだ。
外传
#67
巨大な汐美学園にあって、2人しか部員がいない “ネコ写真部”。 ひたすらネコの写真を撮り続けるという部活動だ。 そこで主人公の桐島慶と幼なじみの土岐のぞみだけが活動しているところに、ふたりの田舎から妹分である藤宮朔夜がやってきた。 「慶ちゃん、泊めて!」 ──なんでも、家出同然に家を飛び出してきたのだという。 朔夜の実家は古い旅館を営んでおり、街を出ることに反対されているのを振り切って、汐美学園に入学してきたのだった。 そんな朔夜もネコ写真部に入ったところで、学内一ネコが集う通称 “ネコ広場” に新校舎建設との報が。 三人の生活はどうなるのか、そしてネコ写真部は……。
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